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千葉県勝浦市は房総半島の南東部にあり、太平洋の荒波に削られたダイナミックなリアス式海岸が特徴の港町です。大自然が作り出す絶景は、明治生まれの歌人・与謝野晶子が76首の歌を詠んでいるほど魅力的な景勝地です。
かつうらビッグひな祭り
ひな祭りの季節になると勝浦市内の各地区で趣向を凝らしたお雛様の展示と出店が並び、観光客をもてなし街全体が華やかに彩られます。毎年遠見岬神社の60段の石段に、約1,800体の雛人形が飾られ市内で一番の賑わいをみせます。
人々の暖かさにふれあう・朝市
勝浦の朝市は石川県輪島、岐阜県高山と並ぶ日本三大朝市の一つで、その歴史はさかのぼることなんと400年以上。近海で水揚げされた魚介類や地元の農家で収穫された野菜、民芸品などが並び訪問者との交流の場として賑わいます。
活気あふれる漁港
勝浦市内には17の漁港があり、カツオ、伊勢エビ、サザエ、アワビなど四季折々の魚が水揚げされます。特に10月から旬を迎える金目鯛は上質な脂が乗り格別の美味しさです。
名物・勝浦タンタンメン
2015年ご当地グルメによるまちおこしのイベント「B-1グランプリ」で見事1位に選ばれた「勝浦タンタンメン」。地元の漁師や海女さんが寒い海で冷えた体を温めるメニューとして親しまれてきました。特徴は胡麻ベースではなく醤油ベースのスープにたっぷりのラー油が使用されているところ。みじん切りの玉ねぎと挽肉がトッピングされ、食べれば体がポカポカになること間違いなしです。