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古座川町は、和歌山県の南端部に位置する町です。海の至近にある町ながら、町域が海に接しておらず、町の面積の9割5分を森林が占めています。
特産品
古座川町も他の紀伊半島の市町村と同じく、柑橘系のフルーツが有名です。そのなかでも、取り分け柚子がポピュラーな特産品となっております。町域のほとんどを占める森林や産地が、柚子を栽培するのに極めて適した土地ということが要因です。
また、そのほかにもハチミツの一種である「和蜜」が特産品の一つです。これは、最近では少なくなった「日本ミツバチ」のハチミツを使った品で、採取量が非常に少ないので、極めて貴重な品となっています。
みどころ
古座川町は、山間に位置する町であるが故に、清流の流れや、高低差のある滝、それが切り出した岩々などが名勝となっている場所が多いです。特に、「滝ノ拝」は奇形の岩穴(ポットホール)があり、美しいエメラルドグリーンの水面を眺めることができます。観光客にも人気のスポットです。
他にもハイカラな建築物として、「互盟社会館」が挙げられます。こちら、大正時代の木造洋館風で、玄関柱にギリシア風の彫刻が施されており、異国情緒を存分に堪能することができます。