三重県紀北町は三重県の南部に位置し、西の大台山系、東の熊野灘をつなぐ美しい川が流れる自然に恵まれた風光明媚なまちです。
1年を通して比較的温暖であり、過ごしやすい気候といえます。また日本有数の多雨地帯で、雨が森を育てその養分が豊かな海を育んでおり、水産業と林業を中心に発展してきました。
そんな紀北町の、ふるさと納税の魅力や観光名所についてお話を伺いました。
【三重県紀北町】ふるさと納税で体験!水産業と林業が盛んな自然に恵まれたまち
おすすめ自治体三重県紀北町 ふるさと納税オススメ返礼品
伊勢海老
県内でも有数の伊勢海老の髙を誇る紀北町。
活きたまま瞬間冷凍した伊勢海老は、年中取り扱っています。
10月頃から漁が解禁となり活きた伊勢海老も提供していますので、年末年始の贈答品やおせち料理としても大変喜ばれています。
家でたくさん食べたい方には、網から外す際に元気なた
「活冷」のものは、元気な伊勢海老を活きたまま瞬間冷凍しているので、流水で解凍していただければ、お刺身でもお召し上がりいただけます。
また、「ふるさとチョイス」の当町のページには、特集記事としておいしい伊勢海老の食べ方を動画で紹介していますので、初めて調理される方にもわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
焼き菓子
直営養鶏場でとれた新鮮な卵など、こだわりの素材で作られた焼き菓子の詰合せです。
「リピートしたい!」と多くのお声をいただく、たまご屋さんが作る卵のおいしさがわかる逸品。
パッケージもかわいいので、贈り物にもピッタリ!
トマト
伊勢志摩サミットでG7首脳陣を含めた全客室の冷蔵庫に常備、会食時のドリンクとしても提供された「200%トマトジュース」は、2015年の発売以来、最長で1年待ちとなるほどの人気を博しています。
現在、2021年12月以降出荷の先行予約受付中です。
木工製品
尾鷲ヒノキや杉などの木工製品。
職人が手作りでつくる製品は、木目も色も世界に1つだけの魅力的な返礼品となっています。
紀北町からは他にも干物や鰻、さざえなど魅力的な返礼品が多数提供されています。
詳細は以下の一覧をご覧ください。
三重県紀北町 ふるさと納税担当者より
寄付金の使い道:藻場再生事業
基幹産業である漁業にかかせない「藻場」。
近年、海藻が極端に減少する「磯焼け」が深刻化していることから、海藻を餌にする魚、サザエやアワビなどの貝類、魚の産卵や生育の場所を増やすことを目的に、磯焼けの原因となっているガンガゼ(ウニの一種)を駆除しました。
駆除により、海藻の増加も確認されています。
紀北町の水産業
水産業は、カツオや伊勢海老、ブリなどの魚介をはじめ、養殖のアオサノリや周囲5キロの汽水湖で育つ幻の牡蠣といわれる「渡利かき」といった紀北町を代表する特産品が多くあります。
紀北町の林業
紀北町の林業は、「尾鷲ヒノキ」の産地としても知られる地域です。
温暖な気候と多雨を誇るこの地域は、急峻な地形と多雨により養分の少ない痩せた土地となっており、木の生育にはとっても厳しい条件となっています。
その環境下において、ゆっくり長い年月をかけて成長するため、刻まれる年輪の幅はとても細かく、緻密で強靭な材質をもっています。
油分が多く、少し赤身がかった光沢のある色合いをしているのも特徴の一つです。
2017年には、伝統的な技術を伝承しながら、森を育む林業が評価され、「尾鷲ヒノキ林業」は、日本農業遺産に認定されています。
三重県紀北町 オススメ観光名所や見どころ
世界遺産熊野古道伊勢路
2004年7月にユネスコの世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」。
「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」の3つの霊場と、そこへ続く参詣道からなり、その中でも、熊野三山へ続く参詣道を総称して“熊野古道”と呼んでいます。
紀北町は伊勢(田丸)から熊野三山へ向かう道中にあり、「馬越峠」「始神峠」「三浦峠」「荷坂峠」「ツヅラト峠」の5峠を歩くことができます。
伊勢を出発して、ひらすら山の中を歩いてたどり着いた紀北町で、初めて海が臨める景色が目に入り、疲れも吹き飛ぶ海の景色が目の前に広がります。
なかでも「馬越峠」は、熊野古道伊勢路の中でもっとも美しい石畳が森の中に2㎞も続いた神秘的な風景を見ることができます。国道沿いの登り口をすすむとすぐに石畳があらわれ、夜泣き地蔵やかっぱ岩など見どころもたくさんで、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえます。
馬越峠
- 標高325m
- 所要時間 2時間30分
- 距離6.5km
奇跡の清流 銚子川
紀北町を知らない人でも、「銚子川」は聞いたことがあるかもしれません。
町内外の小さな子どもから大人の方まで、多くの方に愛されている川
全長約17㎞と短く、上流から海と出会う河口までどこをとっても抜群の透明度を誇っており、潜らなくても水深3mほどの川の底まで見ることができます。
淡水と海水が混ざり合う河口域では、下が海水、上が淡水に分かれてゆらゆらしている『ゆらゆら帯』を見ることができます。上流部には浸食された花崗岩の渓谷、また支流又口川沿いに約3kmにわたって巨岩や奇岩が林立する魚飛渓など渓谷美を形成していることから、フォトスポットとしても人気です。
以上、紀北町の見どころでした。
紀北町からは現地で利用できる宿泊券などの返礼品も提供されていますので、観光に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。