2021年のふるさと納税ができる期間も、残り1ヶ月を切りました。
19のポータルサイトに掲載されている返礼品を横断比較できる「ふるさと納税ガイド」は、2021年のふるさと納税のトレンドが分かる6つのキーワードを発表します。
今年の流行りは?ふるさと納税2021年の6大トレンドワードを発表
お知らせ2021年 6大トレンドワードの選考基準
2021年1月から2021年11月の間に計測された、以下3項目の「絶対数と上昇率」両方を鑑みて「6大トレンドワード」を総合的に判定しました。なお、該当期間内の当サイト利用者数は合計650万人を超えます(※)。
- ふるさと納税ガイド内 特集ページのPV数
- ふるさと納税ガイドで検索されたキーワードの回数
- ふるさと納税ガイドを経由した利用者の返礼品申し込み実績
※ Google Analyticsの2021年1月1日~2021年11月30日「新規ユーザー数」を参照
2021年のトレンド①「生産者支援」
昨年に引き続きイベントや宴会・給食の中止、レストラン等の利用が控えられたことなどにより、一部食材の消費が大幅に落ち込んでいます。
この緊急事態をうけて、生産者の方々を守るため、消費拡大を目的として特別な返礼品として「生産者支援品(or緊急支援品)」を用意する自治体が増えています。
寄付金額が通常の半額になったり、同じ寄附金額の場合も量が大幅に増量されていたりするので、利用者にとってはお得に返礼品をもらうチャンスと言えます。
生産者支援品を見たい方は以下の特集をご覧ください。
また生産者支援の別の形として、「ふるさとチョイス」では寄付金額の0.5%相当(上限 5,000万円)を支援金として、ウィズ・ポストコロナに向けて挑戦しようとしている地域の事業者や生産者を対象に支援金を届けるプロジェクトを実施中です。(現在は終了済み)
2021年のトレンド②「大容量のお米」
寄付額1万円に対してもらえるお米の返礼品の量は2020年は15kg程度が最大値でしたが、2021年は17kg~20kgもらえる返礼品が多数出てきています。
とくに複数種類のお米を組み合わせた「ブレンド米」は飲食店から多く利用される傾向がある一方で、需要減の影響を受けていることから返礼品として提供する事業者が増えてます。
大容量のお米を見たい方は以下の特集をご覧ください。
2021年のトレンド③「雑貨・日用品」
昨年から顕著に申し込みが伸びているのが、トイレットペーパーやティッシュ、調理器具などの「雑貨・日用品」です。
ふるさと納税の返礼品として日用品を選ぶ人の割合は2019年と比較して、2020年は1.62倍に増加しましたが、2021年は2.43倍とさらに増加しています。
緊急事態宣言が解除された後も、在宅ワークなどの影響で家にいる時間が長くなったことや、一度日用品を頼んだ方がその利便性に気づきリピート申し込みしていることが主な要因です。
雑貨・日用品の返礼品を見たい方は以下の特集をご覧ください。
また、雑貨・日用品内の小ジャンルの一つである「スポーツ・アウトドア」も伸びています。
これは近年続くキャンプブームに加えて、ふるさと納税でキャンプ用品がもらえることの認知が上がってきていることが要因です。
キャンプ用品の返礼品を見たい方は以下の特集をご覧ください。
2021年のトレンド④「惣菜・加工食品」
在宅時間が伸びたことで伸びたもう一つのジャンルが、ハンバーグや鰻、餃子やもつ鍋セットなどの「惣菜・加工食品」です。
ふるさと納税の返礼品として惣菜・加工食品の割合は2019年と比較して、2020年は5.8倍、2021年は6.7倍と伸び率は鈍化していますがシェアを伸ばし続けています。
ハンバーグや鰻など返礼品を見たい方は以下の各特集をご覧ください。
2021年のトレンド⑤「消費しやすい量の返礼品」
トレンド②のような大ボリュームの返礼品も増える一方で、ふるさと納税の中で1件当たりの寄付額が5,000円以下の申込割合は、2020年の約4.5%から2021年は約5.1%と前年比で113%に増えています。
寄付額が5,000円以下で手に入る返礼品を見てみると、お米であれば5キロ以下など比較的少量の品が多いです。
以前から返礼品は寄付額1万円以上でコスパの良いボリューム品に人気が集まっていましたが、利用者の裾野が広がるにつれて1人暮らしや小家族の方々の利用率も増えており、手頃な寄付額で消費しやすい量の返礼品をもらう人の割合が少しずつ増えると考えられます。
寄付額5,000円以下のオススメ返礼品は以下をご覧ください。
2021年のトレンド⑥「各ポータルサイトのポイント還元」
ふるさと納税制度が一般化していく中で、複数あるポータルサイトごとの「契約自治体」の差は徐々に縮まってきています。
その中でも各ポータルサイトは利用者から魅力的なサイトとして選ばれるために、ポイント還元などの特典を用意しています。
今年の11月に「ふるさと納税サイトで団体設立 過度なポイント還元 自主規制へ」というニュースが報道されました。
今後、各ポータルサイトが行うポイント還元の内容や表現については見直しが行われる可能性もありますが、2021年時点では利用者にとって魅力的なポイント還元率が続いています。
期間限定キャンペーンを組み合わせることで最大31.5%のポイント還元を受けることができる「楽天ふるさと納税」はもちろん、最大12%相当の「Amazonギフトカード」を受けとる事ができるサイトも存在します。
少しでもお得にふるさと納税を楽しみたい方は、申し込みたい返礼品が決まったら「どのサイトで受付をしているのか?」「サイトごとの特典は何か?」をチェックしてみてください。
※主要サイトの特徴比較をしたい方は「ふるさと納税21サイト 徹底解説」をご覧ください。
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以上、2021年のふるさと納税6大トレンドワードでした。
「ふるさと納税ガイド」は誰もがふるさと納税をもっと身近に感じ、もっと楽しんでもらえることを、そして魅力ある自治体の財源確保につながることを目指し、今後もサービスの改善に努めて参ります。
※2021年ふるさと納税の各種期限は以下の記事をご覧ください。