尾鷲市は、人口およそ1万6千人の街で、周囲を山と海に囲まれた自然豊かな場所です。
年間通して多くの登山客や釣り客などが訪れ、自然を体感しています。
また、降水量が多いことでも知られています。尾鷲の雨は一度降り始めると土砂降りになるという特徴があり、年間の降水量は日本の気象官署の中で上位にあります。
尾鷲に降る雨粒の大きさは飴玉に例えられる事があります。
そんな尾鷲市の、ふるさと納税の魅力や観光名所についてお話を伺いました。
【三重県尾鷲市】ふるさと納税でオススメ!山と海に囲まれた自然豊かなまちの特産品
おすすめ自治体三重県尾鷲市 ふるさと納税担当者より
寄附者との縁を深める取り組み
関係人口づくりに有効なきっかけになるのが「ふるさと納税」だと私たちは考えております。
ふるさと納税は平成20年に創設され、尾鷲市でも制度開始以来、「ふるさと尾鷲」を応援したいという多くの人たちから多くの御寄附を頂きました。
その温かい思いに対する感謝の気持ちとしてさまざまな尾鷲市の特産品を味わっていただきましたが、令和元年からはぜひ尾鷲市をおとずれていただこうと、夏の最大イベント「おわせ港まつり」(花火大会)にあわせて、ふるさと納税感謝企画「おわせ港まつりに行こう!」を行っています。(令和2.3.4年コロナウィルス感染拡大の為中止)
寄附者様とのつながり、ご縁をより一層深めることができればという取組です。
令和元年度には、前年度御寄附を頂いた5,018人に、おわせ港まつりの招待状を送り99組352人が参加しました。
当日は、尾鷲港花火大会会場の最前列に観覧席を用意し、尾鷲市来訪記念として「尾鷲ヒノキ」を使ったまな板をプレゼントし、寄附者1人1人にふるさと納税の御礼をお伝えしました。
全国的に有名な花火大会ではありませんが小さくてもきらりと光る尾鷲市の魅力と、お金では買えない人の温かさを感じとって頂けたのではと思っております。
ふるさと納税は、何の関係もなかった人たちが尾鷲市を選び、少なからず関心を持ってくれました。
そのきっかけは返礼品だったかもしれませんが、「寄付していただいて終わり」ではなく、この細い糸のようなつながりを継続的に保つためには、どうすればいいのかが大きなテーマとなっています。
今後も寄附者様との関りを持つことができるような取り組みを行い、事業を拡大していきたいと考えています。
三重県尾鷲市 ふるさと納税オススメ返礼品
生食用サーモン切り落とし 大満足750gセット
・寄附金額:10,000円
2年前に新規返礼品として出品して以降、本市最大の人気返礼品となっています。
ノルウェー産アトランティックサーモンを原料とし、空輸便で仕入れ、尾鷲物産株式会社が自社工場で加工し切り身、刺身用サク、スライスなどに加工し、高品質のサーモンを寄附者様に提供しています。
またこの返礼品は1パック150gずつの小分けにして冷凍状態でお送りしますので、食べたい時に食べたい分だけ思う存分、大好きなサーモンを楽しんでいただけます。
生食用ブリ切り落とし 大満足900gセット
・寄附金額:10,000円
こちらの返礼品も2年前に新規返礼品として出品して以降人気返礼品となっております。
尾鷲市を含む熊野灘に面する三重県南部の多くの漁村では、地元住民らの出資で経営するブリ定置網が操業され、ブリの三大漁場と言われております。
また尾鷲湾ではブリの養殖も盛んに行われており、徹底管理のもと飼育した養殖ブリを使用。
1人分にちょうど良い、1袋150gに小分けにして冷凍状態でお送りするので、食べたい時に食べたい分だけ生食用ブリをお楽しみいただけます。
伊勢エビセット(2尾約700g)
・寄附金額:25,000円
海と山に囲まれたこの地域では、山の栄養が豊富に海へと流れ込み、沖合からは黒潮が餌を運んでくることから、全国有数の伊勢エビの住みかとなっています。
栄養豊富な環境で育ったこの地域の伊勢海老は、味は濃厚で身はぷりぷり。
ぜひ一度は味わっていただきたい尾鷲が誇る旬の海の幸です。
伊勢エビは三重県の魚にも指定されている水産物で、県内では10月1日から伊勢エビ漁が解禁になります。
尾鷲市で水揚げされたばかりの新鮮な活伊勢エビを生きたまま発送します!
おわせマハタ
・寄附金額:20,000円~
「おわせマハタ」は平成28年5月に開催された伊勢志摩サミットで提供されるなど、近年注目を浴びつつあります。マハタはもともと天然の漁獲量が少なく、また極めて美味であることから「幻の高級魚」と言われてきました。
しかし、尾鷲市の養殖業者は種苗生産技術が開発される以前より、マハタ養殖にチャレンジし続けきたため、種苗生産が安定してきた現在でも全国一の生産量を誇ります。コラーゲンが豊富で鍋や刺身で食べると美味しい高級魚「おわせマハタ」。ぜひ一度ご賞味ください。
梶賀のあぶり
・寄附金額:5,000円~
尾鷲市最南端に位置する梶賀町独自の漁師文化によって育まれた特産品「梶賀のあぶり」は、獲れたての新鮮な魚を、桜や樫の生木で燻製したものをいいます。
魚は獲れる季節や量によって変わりますが、春先の小サバをはじめ、大サバやブリ、小カツオなどの種類があります。
見た目は、一見干物のように見えますが、100年以上前から続く伝統の製法で作られた「梶賀のあぶり」を一度口にしてみると、燻製特有の香ばしい風味としっとりした歯ごたえ、後を引く美味しさが口コミで広がっています。
かつては、母から娘へと代々引き継がれる家庭の味で、地元でのみ愛されるものでしたが、現在では市内外への流通展開を行っており、市内土産物店や、お取り寄せとしても目にすることができるようになりました。
三重県尾鷲市 オススメ観光名所や見どころ
世界遺産熊野古道
平成16年(2004年)に熊野三山を含む3つの霊場を結ぶ参詣道とその文化的景観が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された「熊野古道」。
その参詣道の中でも尾鷲市を通る「伊勢路」は、伊勢神宮と熊野三山という二つの聖地を結ぶ道です。
尾鷲市には、熊野古道屈指の美しい石畳が見える「馬越峠」、西国一の難所と言われた「八鬼山越え」、当地方最長といわれる石畳が残る「三木峠・羽後峠」、かつての国領を越える「曽根次郎坂太郎坂」の4峠があり、今も景観が至る所に残り、かつての歴史や文化を感じることができます。
尾鷲ヒノキ
「尾鷲ヒノキ」の産地として知られる当地域は人工林の日本三大美林とされています。
当地域は雨が多く、温暖で、急峻な地形は木が生育するには非常に厳しい条件となります。
その中で長い年月をかけて生育される「尾鷲ヒノキ」は年輪が緻密で耐久性に優れており、油分を多く含むため、赤みが多く美しい光沢があるのが特徴です。
平成19年に竣工された三重県立熊野古道センターには6,549本の尾鷲ヒノキが使用され、尾鷲ヒノキの美しさと力強さが表現されています。
民謡尾鷲節
「尾鷲節」とは、慶長20年の大坂夏の陣の戦いに最後まで忠節を尽くした真田一族が「なしょままならぬ、なしょままならぬ、なしょになる身をもたせたや」と唄ったのが始まりといわれる尾鷲市が全国に誇る伝統民謡で、2月上旬に行われる尾鷲神社例祭(ヤーヤ祭り)や、市内行事で歌い継がれています。また、小学生以下を対象とした尾鷲節保存会による子ども太鼓教室もあり、伝統文化の普及活動もなされています。さらに、毎年11月中旬には、「全国尾鷲節コンクール」が開催され、全国各地から歌い手が集結し、尾鷲節の日本一を競い合います。
以上、尾鷲市の観光名所や見どころでした。
尾鷲市に訪れたくなった方は、ふるさと納税の返礼品に現地利用できる体験券も提供されていますので、以下の一覧をご覧ください。