福岡県南西部に位置する久留米市。
九州一の大河「筑後川」がもたらす自然の恵みや、世界的タイヤメーカー「ブリヂストン」を生み出したものづくりの街の魅力を伺いました。
総務部総務課
今岡 結希(いまおか ゆうき)さま
ふるさと納税の受付業務担当
福岡県南西部に位置する久留米市。
九州一の大河「筑後川」がもたらす自然の恵みや、世界的タイヤメーカー「ブリヂストン」を生み出したものづくりの街の魅力を伺いました。
総務部総務課
今岡 結希(いまおか ゆうき)さま
ふるさと納税の受付業務担当
これまで「久留米市」を知らなかった方に認知してもらい、興味を持ってもらえたなど、シティープロモーションの面では大きな影響がありました。
寄付者様からは
「ブリヂストンの発祥の地が久留米市だったとは知らなかった」
「(ブリヂストンが)ゴム足袋の会社から派生したとは思ってもみなかった」
などの声があり、市の発展の経緯まで知ってもらえる機会となりました。
皆さまからいただいた寄附金は、「未来を創造していく」事業の貴重な財源として活用させて頂きます。
子育てや教育の環境づくりを応援する「こども生き生き応援事業」や、久留米市美術館活用事業などに役立てる「歴史継承・芸術の推進事業」など、6つの選択肢から使い道を選んで頂くことができます。
特徴的なものとしては、「健康・福祉事業」の中に、1人でも多くの命を救うべく、大学病院の医師と看護師が救急車に同乗し現場に向かう「久留米市ドクターカー」の運行支援等があります。
すべては市域を抱くように流れる九州一の大河「筑後川」がもたらしたものと言っても過言ではありません。
古くから、川のめぐみと肥沃な大地により、多くの農作物が栽培され、九州でも有数の農業都市として発展してきました。
その農作物を原料とした飼料を使い、福岡のブランド和牛「博多和牛」は飼育されており、久留米市は博多和牛全体のおよそ4割を占める主力産地となっています。
稲わらを中心とした飼料を食べて育った博多和牛は、 程よい霜降りで柔らかい肉質。脂もしつこくなく、噛むほどに肉汁が溢れて濃厚な和牛の旨味が口の中に広がる美味しさです。
昭和10年創業の老舗川魚問屋の「樋口商店」のうなぎが毎年人気を博しています。
鹿児島・宮崎の養鰻業者から厳選した活鰻を仕入れ、樋口商店の職人が一尾一尾選別し、捌いて、手焼きをしたうなぎの蒲焼(白焼)は肉厚で旨味が凝縮され、鰻本来の香までお楽しみいただける逸品です。
ゴム製品については、アサヒシューズやムーンスター、さらには世界的タイヤメーカーのブリヂストンなどの企業城下町として発展してきた経緯もあり、ものづくりの街として、今も息づいています。
久留米市のシンボル筑後川で毎年8月に開催される筑後川花火大会が一押しです。1万8000発が打ち上げられる西日本屈指のスケールの大きさです。
視界に入りきれない大迫力の花火をご堪能ください。
社殿は国の重要文化財に指定されており、神社建築としては九州最大級の大きさである高良大社は絶景も楽しめるパワースポットとして人気です。
1600年以上続く歴史と頂上からの景色を体験してみてください。
今回の取材を通して、世界のタイヤ市場でシェアNo.1と言われるブリヂストンが久留米市発祥だったことを初めて知りました。
歴史上、大河の近くに文明は誕生してきたと言われていますが筑後川が流れる久留米市も大河の恵みを活かした産業が発展してきたのだと納得しました。
川の恵みから生まれた農作物を原料として育った博多和牛も魅力的ですが、巨峰やシャインマスカット、苺やトウモロコシなどの農作物そのものも本当に美味しそうで、「全部食べたい!」と思わず唸ってしまいました。