ふるさと納税を体験した人のリアルな声をお届けする企画。今回は山形県村山市の「はえぬき」と和歌山県田辺市の「南高梅」の感想を、ストレートにお伝えします。
このブログを書いた人:UPさん
山口県出身のフリーライター1人暮らしです。馬が好きでゆるく乗馬を習っています。
ふるさと納税は、寄付した金額相当の税金を還付してもらえる制度ですが、家計の強い味方です。
実は返礼品の選び方次第では、食費を抑えることもできてしまうんですね。今回は山形県村山市と、和歌山県田辺市に寄付をし、食費を節約した実体験をご紹介します!
豊富な種類の返礼品でいつも迷ってしまう…
毎回返礼品を選ぶのは迷います。ジャンルも種類も豊富で目移りしてしまうからです。食べ物以外にも、商品券や宿泊券などの魅力的な返礼品がたくさんありますからね。
悩みに悩んで今回は、山形県村山市のはえぬき20kgと和歌山県田辺市の南高梅を注文。
正直なところ、最初は返礼品にばかり目がいっていたので知らない自治体でしたが、今回のふるさと納税をきっかけに自治体にもがぜん興味が出てきました。普段の生活では出会わないような自治体を知れるのも、ふるさと納税の良いところですよね!
返礼品に迷った時は還元率重視という手も
この返礼品を選ぶ時に重視したのは、ズバリ還元率です。米の返礼品は20kgで1万円台のものであれば、還元率が高いと言えます。1万円で5kgの自治体もありますので、どれだけお得かわかりますよね。
返礼品に困ったら、まずは米を選んでおけば間違いないです。米は日本人の主食ですし、何より本来所得税や住民税として支払う部分が、食費に当てられることになります。梅干しは単純に好きで、ちょうどご飯に合う食べ物が欲しかったという理由で選びました。
素材を生かしたおにぎりで食べるのが最強だった!
はえぬきは20kgでしたが、5kgが4袋という形で届きました。20kgで1袋だと大きくて邪魔になるし、食べきるまでに時間がかかるので、その間に品質も落ちるという欠点があります。だけど4袋ならすぐに消費できて、鮮度も安心です。扱いやすく主婦にも優しいですね。
肝心の味ですが、実は「はえぬき」という銘柄は、聞いたことはあっても食べたことがなかったのです。還元率優先を決め手に選んでおきながら、「美味しくなかったら嫌だな…」というわがままな私。でも一口食べてみると、あれ?期待を超えておいしい!ほどよい硬さがあり噛んでいるとしっかり甘みもあります。
これがなくなったら、また買って補充したいと思える美味しさでした。
続いて南高梅です。入れ物はプラスチックですが、樽のような形をしたものに入っており思ったよりデカイ…。量が多いためか小分け用のタッパー付きでしたので、食べきれない時にはおすそ分けもできますね。しかし味はどうなのか、気になります。
試しに一口パクッと食べてみると、めちゃくちゃ酸っぱい!梅干しなんだから当たり前ですが、梅干しの中でもかなり酸っぱい部類に入ります。なんせ塩分22%です。でも、酸っぱいのが苦手な人のために、塩抜きの方法が記載された冊子が入っていましたので大丈夫です。
そして、お米と梅干しと言えばおにぎり。実ははえぬきは冷めてもおいしくて、おにぎりには最適なんです。そのままだと酸っぱい梅干しも、おにぎりにすることで中和され、相性抜群になります。梅をかじってはご飯をほおばり、あっという間になくなってしまいます。素材の味を最高に活かせる食べ方です。
注文は画面に従うだけ。いくらまで寄付できるか計算もできる!
注文から届くまでの流れ
注文はとくに複雑な手続きも要らず、返礼品を選んで寄付金の使用用途を選んで、支払いして、返礼品が届くのを待つだけです。ほとんど画面に従って進んでいくだけですので、誰にでも簡単にできます。
はえぬきも南高梅も、注文する前から「◯月以降発送」という記載がありましたので、到着するまでは2〜3ヶ月ほどかかりました。早く届いてくれればそれに越したことはないですが、最初から時期を表記してあれば、待つのは苦ではありません。
コスパのいい寄付金額を計算できる
私が利用したふるさとチョイスというサイトでは、いくらまで寄付するのが一番コストパフォーマンスが良いのかを計算できます。昨年度の年収や家族構成を入力するだけなので簡単です。
また、ワンストップ特例制度にも対応しており、この制度を利用すると面倒な確定申告が不要に。注文の時に利用するかどうかを選択できます。注文後に申し込みの用紙が届きますので、必要事項を記入して返送するだけ。会社勤めの人にオススメの制度です。
※返礼品の金額や内容は体験者が寄付を行った時点のものであり、現在は異なる可能性もありますのでご了承ください。