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新座市は埼玉県の最南端ですぐ隣が東京都という位置にありますが、自然豊かなところです。都心へのアクセスがよいので、東京のベッドタウンとなっています。
特産品
新座市ではさまざまな野菜が作られていますが、特にニンジン、里芋、ホウレンソウが多く生産されています。新座市で古くから食べられてきたうどんとニンジンがコラボし、「にんじんうどん」が生まれました。ニンジンは「にんじんケーキ」としても親しまれています。
市内にある、だちょう牧場で販売されている「だちょうのたまごサブレ」や「だちょうのたまごアイス」は、あまりお目にかかれない珍しい一品です。伝統工芸品では「押絵羽子板」があります。体が丈夫に育つようにとの願いを込めて、女の子が産まれたときに贈られます。
松平信綱の功績をたどる
松平信綱が家臣に命じて玉川上水より分水したのが、新座市の中央を流れる「野火止用水」です。現在は遊歩道が整備されて、散策を楽しむことができます。野火止用水の流れに沿って存在する「平林寺」は、川越藩主であった松平信綱が同じ埼玉県の岩槻にあった寺を移転してきたものです。雑木林に囲まれた静かな境内には、松平信綱のお墓があり県指定史跡になっています。