東京都東部に位置する葛飾区は、都内で唯一埼玉県と千葉県に隣接しています。1889年（明治22年）町制施行により、葛飾区域内に新宿町・金町村・奥戸村・水元村・亀青村・南綾瀬村・立石村の1町6村が誕生しました。1932年（昭和7年）5郡82町村が東京市に編入し東京市葛飾区となり、1943年（昭和18年）に東京市が廃止され現東京都葛飾区になります。
特産品
都市農業として盛んな葛飾区では、年間を通して季節のとれたて野菜が味わえます。化学合成農薬や化学肥料を削減する事により、安心と安全なブランド「葛飾元気野菜」が栽培されています。5月～9月にかけて、みずみずしく歯ごたえのあるきゅうりや、粒が大きく甘味のある枝豆などがあります。10月～4月にかけては歯触りがよく甘味のあるキャベツや白菜などがあり、どの野菜も鮮度が抜群です。
その他にも、選び抜かれた天然竹を用いて作られた伝統工芸品である「江戸和竿」や下町ならではの炭酸の爽快感と甘さの絶妙な「柴又ラムネ」は、長年多くの人に愛されています。
見どころ
昔ながらのお店が軒を連ね、下町情緒あふれる「柴又帝釈天参道」や安倍晴明ゆかりの社であり、徳川3代目将軍家光と8代将軍吉宗がお鷹狩りの時に必ず参拝したと言われる「熊野神社」などの歴史深い観光スポットがあります。
