庄内地方は山形県の北部、日本海側にあるエリアです。その庄内地方の中心にあるのが庄内町です。庄内町の西側には鶴岡市、北側には酒田市、東側には新庄市があります。庄内町は湯殿山（ゆどのさん）・羽黒山（はぐろさん）・月山（がっさん）と3つの山を有します。
特産品
庄内地方では庄内豚というブランド豚が生産されています。庄内町では「米の娘ぶた（こめのこぶた）」という、ホエーとお米で育った庄内豚を育てています。庄内豚のとんかつはジューシーで、豚肉の味噌漬けなどの加工食品も人気です。
庄内町の芋煮は豚肉を使い、味噌で味をつけます。里いもと豚肉、味噌の相性はばっちりです。牛肉を使い、醤油で味付けする山形市風の芋煮とはまた違う郷土料理になっています。
醤油を作る過程で「もろみ」という物ができます。このもろみをおいしい加工品にしたのが「しょうゆの実」です。わざわざしょうゆの実用にもろみを調節しています。白米にのせて食べたり、納豆に混ぜたりするとおいしいです。
梵天塚古墳
梵天塚古墳は昭和49年に庄内町余目梵天塚で発見された古墳です。11世紀頃（平安時代）のものと推定されており、町の指定文化財になっています。
