今年の流行りは？ふるさと納税2023年の7大トレンドワードを発表

2023年 7大トレンドワードの選考基準

2023年1月から2023年11月の間に計測された、以下3項目の「絶対数と上昇率」両方を鑑みて「7大トレンドワード」を総合的に判定しました。なお、該当期間内の当サイト利用者数は合計700万人を超えます（※）。

• ふるさと納税ガイド内 特集ページのPV数
• ふるさと納税ガイドで検索されたキーワードの回数
• ふるさと納税ガイドを経由した利用者の返礼品申し込み実績

※ Google Analyticsの2023年1月1日～2023年11月30日「ユーザー数」を参照

2023年のトレンド①「9月の駆け込み需要」

今年6月に 総務省から「ふるさと納税の次期指定に向けた見直し」が発表され、10月から返礼品に関連するルールに一部変更がありました。
熟成肉と精米などの返礼品の一部が姿を消すことや、寄付金額の改定を予定する返礼品もあったことから、変更前の9月に寄付申込をする人が増えました。
結果として、9月に「ふるさと納税ガイド」を経由した申込件数は前年同月と比較して約499％と大幅に増加しました。

ふるさと納税が10月から改悪？ルールの変更・改定による影響を解説【2024年】総務省から「ふるさと納税の指定基準の見直し等」が発表され、2024年10月から返礼品に関連するルールに一部変更があります。 主要20サ...

2023年のトレンド②「あとからセレクト」

画像：楽天ふるさと納税

9月時点では年間の収入が確定していないケースもあり、かけ込みの申込は限度額いっぱいを目指すのではなく、控えめの金額で行った方が多く見られました。
年末の寄付額調整にも役立つのが、最近申込が増えている「あとからセレクト」です。
寄付額1000円～申込可能で、有効期限はギフトコードの発行日より1年間と、 ゆっくり返礼品を選ぶことができるので好評です。

あとからセレクトの返礼品は以下をご覧ください。

あとからセレクト ふるさとギフトの返礼品

2023年のトレンド③「ホタテ」

画像：楽天ふるさと納税

福島第1原子力発電所の処理水放出をめぐる中国の禁輸措置の影響もあり、ホタテの返礼品の注目が増しています。
生産者を応援したいという需要も多数あり、12月11日の返礼品人気ランキングでもBEST3にホタテが2つ入っています。

ホタテの返礼品一覧と、21サイトを横断した全返礼品の人気ランキングはそれぞれ以下をご覧ください。

ふるさと納税 ホタテの一覧

ふるさと納税 返礼品人気ランキング

2023年のトレンド④「旅行クーポン」

画像：楽天ふるさと納税

2023年の国内旅行がコロナ禍前と同水準まで回復したことが話題になりましたが、旅行代金の支払に当てられる「旅行クーポン」の返礼品への注目が高まっています。
年末が近づき「さまざまな返礼品を選ぶのが大変」という人の中には、限度額全額分を旅行クーポンの申込に使う方も多いです。

21サイトを横断した旅行クーポン・宿泊券の返礼品一覧は以下をご覧ください。

ふるさと納税 旅行券の返礼品一覧

2023年のトレンド⑤「東京都の返礼品が拡充」

画像：さとふる

これまでふるさと納税による税金の流出がニュースで多く取り上げられてきた東京都ですが、今年は都内の自治体がふるさと納税の寄付申込を増やすべく、返礼品のラインナップを拡充する動きが多く見られました。
新宿区10月に初めて、返礼品を導入しました。
また世田谷区から貴重な美術品が、文京区から東京大学の公開講座申込券が、中央区から歌舞伎座や明治座の観劇券がそれぞれ追加され、話題になりました。

東京都の自治体が提供する返礼品の一覧は以下をご覧ください。

ふるさと納税 東京都の返礼品一覧

2023年のトレンド⑥「ワンストップ特例制度をオンラインで」

寄附金を税金控除するには手続きが必要ですが、マイナンバーカードとスマホをお持ちの方は、「ワンストップ特例制度」をオンライン申請ができるサービスが便利だと話題です。
そしてこのオンライン申請できるサービスの対応自治体が増えています。
面倒な申請書類の準備、郵送での提出が不要になるため大変便利だと話題になっています。

ワンストップ特例制度を利用するためには条件があります。詳細は以下の記事をご覧ください。

ふるさと納税のワンストップ特例制度を税理士が解説！動画や書き方の記入例もお得にふるさと納税をしたい、そしてできるだけ簡単に寄付金の控除を受けたいという方におすすめなのが「ワンストップ特例制度」です。ふるさと納税の手続きを行う（ご自身が選んだ自治体に寄付を行う）際には、本来、確定申告で寄付金税額控除申請をしなければなりませんが、「ワンストップ特例制度」を利用すれば、簡単に控除申請が可能です。この記事では、ワンストップ特例制度の流れ、申請書類の書き方の記入例、締め切りに間に合わなかった場合の救援策をご紹介します。...

2023年のトレンド⑦「各ポータルサイトのポイント還元」

ふるさと納税制度が一般化していく中で、複数あるポータルサイトごとの「契約自治体数」の差は徐々に縮まってきています。
その中でも各ポータルサイトは利用者から魅力的なサイトとして選ばれるために、ポイント還元などの特典を用意しています。

期間限定キャンペーンを組み合わせることで最大31.5%のポイント還元を受けることができる「楽天ふるさと納税」はもちろん、2023年12月は、最大30％以上のポイント還元があるサイトがなんと合計4つもあります。
少しでもお得にふるさと納税を楽しみたい方は、申し込みたい返礼品が決まったら「どのサイトで受付をしているのか？」「サイトごとの特典は何か？」をチェックしてみてください。

※主要サイトの特徴比較をしたい方は「ふるさと納税21サイト 徹底解説」をご覧ください。

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以上、2023年のふるさと納税7大トレンドワードでした。

「ふるさと納税ガイド」は誰もがふるさと納税をもっと身近に感じ、もっと楽しんでもらえることを、そして魅力ある自治体の財源確保につながることを目指し、今後もサービスの改善に努めて参ります。