ふるさと納税の受入金額に関する最新データが2024年8月2日に総務省から発表されました。
2023年度に最も多く寄附金額を集めたのは、193億円を集めた宮崎県都城市でしたが、「ふるさと納税の受入金額を大きく伸ばした自治体」は意外と注目されていません。
そこで、ふるさと納税ガイドの比較サイト「ふるさと納税ガイド」では23年度の寄付受入金額が10億円以上の自治体の中から「22年度と比較して23年度に大きく受入金額を伸ばした自治体BEST10と、その代表的な返礼品」を発表します。
2023年度は上位10自治体のうち5自治体が「能登半島地震の復興支援」を目的とした寄付を多く集め、ランクインした結果となりました。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 4億8230万5千円 | 11億5988万4千円 |
石川県宝達志水町への寄付は能登半島地震の復興支援寄付(返礼品なし)が多く含まれています。
第10位は石川県宝達志水町です。現在特に価格が高騰している米の定期便の返礼品が非常にコスパにも優れ人気の自治体となっています。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 9億3802万1千円 | 22億8349万5千円 |
茨城県八千代町への寄付は能登半島地震の復興支援寄付(石川県能登町の代理寄付・返礼品なし)が多く含まれています。
第9位は茨城県八千代町です。大人気のカップ麺の返礼品以外にも、うなぎやアイスなど人気返礼品が複数あります。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 17億5895万8千円 | 43億1520万9千円 |
第8位は静岡県富士市です。製紙業が盛んな地域で、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどの返礼品が多くあります。このような返礼品は物価高の中で日用品需要が高まっているだけでなく、保管場所を選ばないため多くのふるさと納税利用者に人気が出てきています。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 6億3008万9千円 | 16億570万5千円 |
第7位は神奈川県川崎市です。複数の家電メーカーや、大手生活用品メーカーの「花王」の返礼品を取り扱うなど、都市部ならではの戦い方で多くの寄付を集めました。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 4億535万6千円 | 11億8619万7千円 |
第6位は神奈川県横浜市です。崎陽軒のシュウマイだけでなく、人気チョコレート「VANILLABEANS」や旅行券、宿泊券なども人気なのが特徴です。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 4億3312万6千円 | 14億5821万3千円 |
第5位は千葉県いすみ市です。海産物の返礼品が有名で、銀鮭やはまぐりなどが特に人気です。また、JAPANNEXTというメーカーがあり、パソコン用の液晶モニターも多くの寄付を集めています。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 1億8031万9千円 | 17億1314万9千円 |
第3位は千葉県千葉市です。物価上昇で人気が急上昇しているオリーブオイルを始め、名産のピーナッツを使った返礼品なども人気です。
| 2022年度 | 2023年度 |
| 3718万7千円 | 10億8717万4千円 |
千葉県流山市への寄付は能登半島地震の復興支援寄付(石川県能登町の代理寄付・返礼品なし)が多く含まれています。
第1位は千葉県流山市です。洗顔クリームなどを販売する「ファンケル」やバイクミラーの販売で有名な「タナックス」の返礼品も人気です。
本メディア「ふるさと納税ガイド」は今後もふるさと納税に関するさまざまな数値データを発表していく予定です。ふるさと納税をもっと身近に。ふるさと納税にもっと多くの人が興味を持っていただけるよう情報発信を続けてまいります。
