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ふるさと納税の「ポイント制」とは?メリットやデメリットを税理士が図解

ふるさと納税とは、寄付金額に応じた「返礼品」として地域の特産品などを受け取ることができ、年々活用する利用者が増えている注目の制度です。
ふるさと納税では、「返礼品」としてモノを受け取ることが一般的ですが、そのほかには「ポイント制」という便利な制度もあります。
「ポイント制」は、寄附の金額に応じて自治体ごとで使用できる、返礼品へ交換するポイントがもらえる仕組みです。
ここでは「ポイント制」について税理士がメリットやデメリットなど図解でご紹介します。

ふるさと納税の「ポイント制」と「ポイント」の違い

2つのポイントの違いイメージ

「ポイント制」とは、寄附の金額に応じて自治体ごとで使用できる、返礼品へ交換する「ポイント」がもらえる仕組みのことです。「ポイント」と一括りに呼ばれていますが、実はふるさと納税で「ポイント」と呼ばれるものは2つあります。

  • 自治体からもらえるポイント…「ポイント制」
  • ふるさと納税紹介サイトを利用して貰えるポイント…「ポイント」

双方「ポイント」と付くので混同しがちですが、この2つには大きな違いがあります。

ふるさと納税の「ポイント制」について解説

ふるさと納税「ポイント制」まず、「ポイント制」について詳しく説明していきます。ふるさと納税を使って自治体に寄付をした際に、寄付した自治体で利用できる「ポイント制」と呼ばれる制度の総称が「ポイント制」です。

「ポイント制」のポイントは寄付した自治体で好きな品物と交換することができます。このポイントには「この時期までに使い切ってください」という利用期限が設けられている場合が多いです。
中には利用期限のないポイントを付与する自治体もありますし、場合によっては、新たに寄附をすることでポイントが新しく積み立てられ、ポイントの有効期限が延長さすることもできます。そのような自治体であれば何年も寄付を続けて、莫大なポイントを貯めて、とても豪華なお礼の品と交換してもらうことも可能です。

ふるさと納税紹介サイトの「ポイント」について解説

ふるさと納税紹介サイトの「ポイント」次に、ふるさと納税紹介サイトを利用してもらえる「ポイント」があります。ふるさと納税紹介サイトとは、「楽天ふるさと納税」などふるさと納税の情報を集めたサイトのことです。
このサイトを経由してふるさと納税を行うことができます。そして、ふるさと納税をする際にこのふるさと納税紹介サイトを介して、納税をした場合には利用したサイトで使えるポイントが貯まっていきます。

例えば、楽天が手がけている「楽天ふるさと納税」というふるさと納税紹介サイトでは、このサイトを使用してふるさと納税を行うと、寄付金100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント付与されます。楽天スーパーポイントは(※)1ポイントにつき1円の価値があり、楽天市場などのお買い物に利用できます。(※2019年3月11日現在の価値になります。)そのため、例えば「楽天ふるさと納税」を使用して、1万円のふるさと納税を行うと、100円分のポイントがもらえます。

ふるさと納税の「ポイント制」は返礼品が選べない時に便利!

一般的にふるさと納税を行えば、自治体から寄付のお礼として特産品などの「返礼品」を受け取ることができます。肉・フルーツ・魚・お菓子・工芸品など「返礼品」の種類や数がとても多く、どれにしようか選ぶのはとても楽しい反面、なかなか決めきれないこともあるかと思います。そんな時に便利なのが、この「ポイント制」です。

「ポイント制」を導入している自治体が増えており、「ポイント制」で自治体に寄付をした場合、寄付をした金額によって返礼品が送られてくるのではなく、ポイントが付与されます。そして、このポイントは自治体のホームページや自治体から送付されるカタログに掲載されている好き商品と交換することができます。

12月末の申請期限ギリギリになってしまうと「返礼品」を選ぶ時間が取れず、決めきれないこともあるかと思います。そんなシーンでは「ポイント制」を活用することが大きなメリットになります。

イラストで分かる! ふるさと納税の「ポイント制」の仕組み

イラストで分かる! ふるさと納税の「ポイント制」の仕組みここまで、ふるさと納税の「ポイント制」について詳しく解説してきましたが、概要やその仕組みをイラストの図解で簡単にご紹介したいと思います。

ポイント制を利用したふるさと納税は

寄付金額に対してポイント付与。貯まったポイントを使って特産品などの返礼品をもらうことが可能です。

利用する場合は簡単な3ステップで完了です。

  1. 「ポイント制」を導入している自治体を選んで寄付をする
  2. 寄付金額に応じてポイントをもらう
  3. 付与されたポイントを好きなタイミングで使う

この3つを行うだけなのでとても簡単です。特に11~12月など年末のタイミングで寄附は大変込み合います。時間がない中、返礼品の時期や内容をこだわりたいという方におすすめの制度です。

ポイント制のメリットとデメリット

ポイント制にはメリットだけではなくデメリットも存在しています。魅力的なメリットや注意しておきたいデメリットを下記にまとめました。

メリット1 返礼品をゆっくりと選べる


ふるさと納税のポイント制のメリットは、ゆっくりと返礼品を選べる点です。通常のふるさと納税の場合、12月31日までには返礼品を選ばなくてはなりません。そのため、年末ギリギリの忙しい時期に慌ただしく選ぶことになります。ですが、ポイント制を利用すれば、先にふるさと納税をしておいて、付与されたポイントを使い後日ゆっくりと返礼品を選ぶことが可能です。
また、ポイントの利用期間はある程度余裕を持って設定されています。通常のふるさと納税の場合は欲しい返礼品があっても在庫が切れていて希望通りにいかないこともありますが、ポイント制ならば在庫が切れていても、入荷を待ってポイントを消費していくことができるのが魅力です。

メリット2 ポイントが合算できる

さらに、ポイント制のメリットはポイントを合算することもできる点です。大きなポイントを持っていたのに、少額のポイントの返礼品にしか欲しいものがなく、ポイントを中途半端に余らせてしまったとしても、また来年以降に寄付をしてポイントを付与してもらって、そのポイントと余りのポイントを合算して、使い切ることもできます。

デメリット1 ポイントは付与された自治体でしか使えない

ただ、ポイント制にもデメリットは存在します。それは付与されたポイントは、その自治体でしか使えないということです。これは一般的なふるさと納税でも同じです。返礼品は寄付した自治体のものしかもらえません。たとえば、Aという自治体でもらったポイントを使って、Bという自治体の返礼品を受けとることはできません。ポイントで交換できる返礼品は各自治体によって違いがあります。どのような返礼品がもらえるかは事前に調べることも可能ですから、自分にとって魅力的な返礼品が多くある自治体を選んでふるさと納税をするのがポイントになります。

デメリット2 自治体がこの制度を採用していないと使えない

ポイント制は一部の自治体で行われている制度で、年々ポイント制を導入する自治体は増えてはいますが、全体の比率から考えるとまだ一部の自治体が参入している制度になります。ポイント制を行っている自治体は全体の数からみるとまだ少ないのがデメリットになります。

「チョイスポイント」「ふるぽ」「自治体独自ポイント」とは?

ここでは、「チョイスポイント」「ふるぽ」「自治体独自ポイント」の3つのポイントについて詳しく説明していきます。
「チョイスポイント」「ふるぽ」も「自治体独自ポイント」も、ふるさと納税絡みで発生するポイントを指す点では変わりがありません。これらのポイントを利用して返礼品をもらうことができます。ただし、3種にはそれぞれちょっとした違いがあります。

ふるさと納税をする場合、自治体に直接連絡をして寄付をするという方法の他に、ふるさと納税をサポートする、ふるさと納税紹介サイトを利用して寄付をする方法があります。
そのふるさと納税紹介サイトとして「ふるさとチョイス」や「ふるぽ」というサイトがあります。

このうち、「ふるさとチョイス」を利用して寄付をした場合にもらえるのが「チョイスポイント」です。そして、「ふるぽ」を利用して寄付をした際にもらえるのが「ふるぽ」です。

「ふるぽ」も「チョイスポイント」もそれぞれのサイトを使って、自治体ごとの返礼品に変えることができます。また、「ふるさとチョイス」と「ふるぽ」はそれぞれ連携していて、「チョイスポイント」を「ふるぽ」のサイトで使うこともできますし、「ふるぽ」を「ふるさとチョイス」のサイトで使うこともできます。

次に、「自治体ポイント」ですが、こちらは、「ふるさとチョイス」や「ふるぽ」といったサポートサイトを利用せずに、自治体の窓口などで直接寄付をしたときに受け取れるポイントです。自治体から送られてくる冊子やホームページに載っている商品と交換することができます。

ポイント制を取り入れているサイトは一部だけ

先ほど挙げたような「ふるさとチョイス」や「ふるぽ」といった、ふるさと納税のサポートをしてくれるふるさと納税紹介サイトは数多くありますが、ポイント制に対応を可能としているサイトはまだ一部しかありません。
仲介や手助けをしてくれるふるさと納税紹介サイトがポイント制に対応をできていない場合は、返礼品をポイントで受けとることができません。ふるさと納税のポイント制を取り入れて対応をしているふるさと納税紹介サイトは上記で確認した「ふるさとチョイス」と「ふるぽ」の2サービスのみです。(※2019年11月1日現在時点)

ふるさと納税紹介サイトを経由してふるさと納税をする予定があり、ポイント制を活用して、返礼品を物としてではなくポイントで受け取りたいと考えているのならば「ふるさとチョイス」か「ふるぽ」で申込をするのがおすすめです。

また、ふるさと納税紹介サイトを経由せず、電話や窓口などで直接自治体に申込をしてふるさと納税をする場合は、ポイント制を導入している自治体ならばどこでもポイントを返礼品として受けとることが可能です。

「ふるぽ」を徹底解説!使い方や特徴メリットデメリットなど総まとめ「ふるぽ」は、ポイント制のふるさと納税のポータルサイトです。一般的なふるさと納税とポイント制の違いや「ふるぽ」の使い方や会員登録のやり方。メリット・デメリットや口コミまで徹底解説していきます。...

ポイント制を採用している自治体の例

気を付けておきたいのが、このポイント制で付与されるポイントは、寄付金額につき何ポイントを付与するか自治体ごとに違いあるという点です。また、自治体ごとにポイントで交換できるものも大きく異なります。簡単にその例をご紹介します。

北海道網走市

10,000円以上の寄付金額からポイント制が利用可能です。
ポイントの有効期限は2年です。
1000円ごとの寄付で300ポイント。
3000ポイントでイクラや帆立、干物セットなどと交換可能です。

参考:網走市

長野県小谷村

10,000円以上の寄付金額からポイント制が利用可能です。
ポイントの有効期限は2年です。
1000円ごとの寄付で300ポイント。
3000ポイントでJTBやるるぶトラベルの旅行クーポンなどと交換可能です。

参考:小谷村

高知県奈半利町

5,000円以上の寄付金額からポイント制が利用可能です。
ポイントの有効期限は2年です。
100円ごとの寄付で100ポイント。
5500ポイントで鶏の胸肉1kgやチキン南蛮などと交換可能です。

参考:奈半利町

長崎県壱岐市

6000円以上の寄付金額からポイント制が利用可能です。
ポイントに有効期限はありません。
1000円ごとの寄付で300ポイント。
3000ポイントで牡蠣、寒ブリしゃぶしゃぶセットなどと交換可能です。

参考:壱岐市

※各県のポイントや返礼品は2019年9月13日現在での情報になります。

このようにポイントによって特産品や旅行券などさまざまなものと交換することができます。もらえる特産品はその自治体が力を入れているものです。
お肉が好きな人は牛肉などの製造に力を入れている自治体への寄付を検討するとよいですし、魚介類が好きならば海辺で漁業に力を入れている自治体への寄付を考えるのがおすすめです。

また、返礼品を食べ物以外で受け取りたいならば、沖縄や三重県などの観光地に力を入れている自治体は旅行のクーポンなどとポイントを交換できますし、材木の産地として有名な福岡県の自治体はインテリア家具などとの交換もできます。
自分が欲しいものは何かを考えながら寄付をする自治体を考えていくと良いでしょう。

気づいたらポイントの有効期限が切れてた? ポイント制度の注意点

ポイント制度を利用したふるさと納税には多くのメリットがありますが、一番気をつけておきたいことが「ポイントの有効期限」です。

「ポイント制」で寄付した「ポイント」には有効期限があり、有効期限内に品物と交換しなかった場合、ポイントが失効されてしまいます。ポイントの有効期限は自治体によって異なります。有効期限を定めていない自治体もありますが、大体の自治体が2年を目途に設定している場合が多くあります。

ただし、この期限はもう一度同じ自治体へ寄付したのならば再寄付した日から数年有効期限を伸ばすことができる場合もありますので、寄付したい自治体の制度を確認しておきましょう。また、交付されたポイントをうまく使い切れないこともある点にも注意が必要です。
たとえば、50ポイントを付与されたにも関わらず、欲しいものが20ポイントのもの2つしかなかった場合、10ポイントが余り無駄になってしまいます。

事前に、ご自身に交付されるポイントがいくらで、そのポイントをうまく使いきれるかということを簡単に計算しておくことをおすすめします。

楽天ポイントやマイルなどの通常の「ポイント」をお得にゲットする3つ方法!

ふるさと納税で得られるポイントについて、ポイント制を利用して自治体から返礼品の代わりに受け取れるポイントについて解説してきました。
冒頭で説明した通り、ふるさと納税で得られるポイントには、ふるさと納税紹介サイトなどを利用して得られるポイントもあります。これらを活用したポイントをさらにお得にゲット方法をご紹介します。

1.ふるさと納税紹介サイトでポイントを貯める

直接、自治体にふるさと納税の申込をするのは手続き等が煩雑で難しい場合があります。そのため、ふるさと納税をする場合は、総務省や企業が運営するふるさと納税紹介サイトを経由して寄付をしていくのが一般的です。

これらのふるさと納税紹介サイトは「独自のポイント制」を実施していて、ふるさと納税紹介サイトを通じてふるさと納税をすればその金額に応じてポイントが貯まっていきます。
たとえば、「ANAのふるさと納税」のふるさと納税紹介サイトを利用すれば金額に応じてマイルが付与されます。
また、「楽天ふるさと納税」ならば楽天スーパーポイントが発生し、「ふるなび」ならAmazonギフト券がもらえる、といった具合にポイントが貯まっていきます。
ただし、ふるさと納税紹介サイトの中には「ふるさと納税紹介サイト独自のポイント」が存在していない場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

最大30%還元!「楽天ふるさと納税」でお得にポイントを獲得する4つのやり方【2019年11月最新版】「楽天ふるさと納税」では、ふるさと納税を行うだけで1ポイント1円分として使える「楽天スーパーポイント」が付与されます。最大30%のポイント還元にもなる、さらにお得に楽天のポイントを貯めるやり方やイベント、キャンペーンについて2019年11月の最新の情報で詳しく解説します。...

2.クレジットカードでポイントやマイルを貯める!

クレジットカードは支払いをすれば、その支払いによってポイントやマイルが貯まっていきます。たとえば、楽天カードならば100円の買い物につき楽天スーパーポイントが1ポイント還元されます。

【2019年】クレジットカードを使ってふるさと納税で得する方法と注意点【税理士監修】ふるさと納税をクレジットカード支払いにするとポイントが貯まり2重にお得です。 この記事ではクレジットカード決済のメリットや得する活用方法、利用するにあたっての注意点、どのカードを利用するのがお得かサイト別に詳しく解説します。...

ふるさと納税をふるさと納税紹介サイト経由で行う場合は、寄付金額をクレジットカードで支払うことができます。そうすると、買い物によって還元されるクレジットカードのポイントも貯めていくことができるのです。

ただし、ふるさと納税紹介サイトの多くはクレジットカード決済が可能なのですが、ふるさと納税紹介サイトに掲載されている一部の自治体の寄付金についてクレジットカード利用ができないこともあります。
その一方で、一部のふるさと納税紹介サイトでは特定のクレジットカードでの決済が有利になることがあります。たとえば、楽天ふるさと納税では、楽天カードで寄付金額を決済すれば通常は100円で1ポイントのところ、100円で3ポイントになります。また、タカシマヤふるさと納税のサイトでは、タカシマヤカードでの決済で、最大1%のポイントをもらえます。

3.ポイントサイト経由でうまく使うとポイントが三重取りできる!

ポイントサイトを経由してふるさと納税紹介サイトを利用すればさらにポイントをもらうことができます。

まず、ポイントサイトとは、そのサイトに紹介されているリンクや広告をクリックして、リンク先などで商品を購入すればポイントをもらえるサイトのこと。アフィリエイトの上に成り立っているサイトです。これらのポイントサイトの中にはふるさと納税のふるさと納税紹介サイトをリンクとして紹介しているケースがあります。そのポイントサイトに会員登録をして、ポイントサイトのリンク経由でふるさと納税することで、ポイントがもらえます。

つまり、ポイントサイトのリンクなど→ふるさと納税サイト→クレジットカード決済を選択

という手順を踏めばポイントの三重取りができるのです。

ただし、ポイントサイトのすべてがサイト上に、ふるさと納税紹介サイトを掲載して、リンクを貼っているとは限りません。また、リンクのあるふるさと納税紹介サイトはクレジットカードが使えないサイトの場合はポイントを三重取りができません。
さらに、ポイントサイトごとにもらえるポイントの比率なども異なります。ポイントサイトの検索を行いたいときは、一括検索ができる「ポイント獲得ナビ」が便利です。このようなサービスを利用して、ふるさと納税ふるさと納税紹介サイトにリンクがあるか、ポイント比率は良いかなどを確認してふるさと納税をするかを決めていくとよいでしょう。

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監修者紹介/税理士 加藤浩志
加藤公認会計士・税理士事務所    <監修実績> ・NHK ドラマ 監査法人 ・ドラえもん社会ワールドお金のひみつ